カスタマーサポートの運用において、現場監督として立ち回るスーパーバイザー(SV)の役割は多岐にわたります。特に、オペレーターの負荷状況をリアルタイムで把握し、即時にフォローや人員配置の判断を行うことは、チーム全体の運用の円滑化と品質向上につながる重要な役割です。
本記事では、そのようなスーパーバイザーの業務で活躍すること間違いなしのZendeskの機能「ライブダッシュボード」をご紹介します。
ライブダッシュボードは、Zendeskのデータ分析・可視化ツールであるExploreに標準搭載されている機能です。電話・メール・チャットなど、各チャネルにおける問い合わせ対応の進行状況をリアルタイムで可視化することができます。スーパーバイザーがチームの状況を正確に把握し、迅速に判断を下すための羅針盤として機能します。
(参照:Exploreライブダッシュボードの概要)
ライブダッシュボードでは、以下のような情報がリアルタイムで表示されます。
これらの指標により、問い合わせの集中度合いや応対負荷の偏りを即座に把握し、状況に応じた適切な対応をとることが可能です。
ライブダッシュボードは、Suite Professionalプランを利用していれば、追加費用や特別な設定なしに閲覧と共有が可能です。
それよりも上位のプラン(Enterprise/Enterprise Plus)では、より詳細なカスタマイズや配信設定が可能になっています。
ライブダッシュボードを活用することで、スーパーバイザーの業務効率と判断の正確性の向上が期待できます。
たとえば以下のようなシーンでおすすめです。
ライブダッシュボード機能を利用するための基本的な手順は以下の通りです。
テンプレートがあるので、すぐに使い始めることが可能です。
必要に応じてカスタマイズを行うことで、自社の業務に適した視点での可視化が可能になります。
Zendesk Exploreのライブダッシュボードは、オペレーターの稼働状況をリアルタイムで把握できる実用的な機能です。電話・メール・チャットといった各チャネルの対応状況を一画面で確認でき、適切な人員配置や迅速なエスカレーション対応を可能にします。
早速、自社のZendesk環境からライブダッシュボード機能を立ち上げて、自社の稼働実態がどのように可視化されるのか、確認してみましょう!