はじめに
ZeQ(ゼクー)では、期の始まりと下半期の始まりにキックオフを行っています。会社の現在地と、これから向かっていく方向を全員で確認するための大切な機会です。2026年度下半期のキックオフでは、代表取締役社長の阿部 哲大が、全社員に向けて「今のZeQをどう見ているのか、そしてこれからどうしていきたいのか」を語りました。
その内容は、これからのZeQがどこへ向かい、どのような価値をお客様へ届けていくのかを示すものでもあります。そこで今回は、社内に向けて発信された阿部のメッセージをもとに、現在お付き合いのあるお客様、そしてこれからZeQと出会う皆様にも、私たちの現在地とこれからをお伝えします。
ここからは、阿部自身の言葉でお届けします。
2026年下半期キックオフ 代表メッセージ
「できない理由」で止まる組織から抜け出そう
言うまでもなく、世の中はAI時代に突入しています。この半年、私自身も「このままでZeQは取り残されてしまうのではないか」という不安を強く感じていました。
ここ数年、ZeQでは仕組み化と機能分業を進めてきました。それによって組織としてできることは増え、私自身も現場から離れて、より広い視点で会社を見ることができるようになりました。
一方でふと現場を見渡すと、「会社がー」「役員会がー」「他チームがー」「制度がー」そうした言葉が社内で飛び交っている。社内の議論ばかりに時間がかかり、ものごとが前に進んでいない。あれだけ議論したのに、メンバーの表情がすっきりしていない。そんな感じがしました。会社全体の動きやすさをもとめての分業のはずが、これでは本末転倒です。
そして、そういう組織をつくってきたのは、紛れもなく社長である私です。機能的な仕組み化をする過程で「役割以外のことをやるのは悪」などと思わせてしまうような雰囲気を、知らず知らずのうちにつくっていたのかもしれません。会社の風土は社長がつくっている。その原則を肝に銘じて、私は反省をします。
ZeQは、もっともらしい理由で現状を正当化する状態から脱却します。「なぜできないか」から「どうすればできるか」の考え方に変えて行動を起こす。そのためにこそ、仕組みと分業を活かしていきたいと思います。
「お前がどうしたいかだけの話」
これは、私が20歳のときに鈴木さん(前身の会社の創業者)と出会って以来これまで、常に言われ続けてきた言葉です。「お前はどうしたいのか」改めて、その問いを自分に向けました。
真っ先に出てきたのは、「ZeQの存続」です。私は、私が好きなこのZeQを残したいです。そしてできれば、繁栄していてほしいです。生き残るためには、環境変化への適応を続けなければいけません。今までのやり方を続けるだけでは、ZeQの存続は守れないと思っています。
「Zendeskに詳しい会社」から、「CS部門のAX企業」へ
これからの人とAIの分担を考えたとき、知識・判定・作業の多くはAIに置き換わっていくことは、時間の問題でしょう。とすると、私たちがZendeskの知識や、効率的な実装作業をウリにしていたのでは、役に立てることがなくなるはずです。
私たちは、「カスタマーサポート・ヘルプデスク部門に特化したAX(AIトランスフォーメーション)企業」としての存在価値を、さらに高めていく必要があります。お客様の現状を自ら見聞きする。これから何が起きるかを予見する。同じ側に立って一緒に歩む。そしてその成果に責任を持つ。こういった、お客様と一つの共同体として取り組んでいくことが重要です。
AI時代に仕事やサービスをどう変えていけばよいのか。私たちと同じようにお客様もそんなことに頭を悩ませ、ときに不安な思いを感じているはずです。私たちZeQはその思いに寄り添い、変革を伴走するパートナーとしてお客様と関わっていきましょう。
オーナーシップを持ってほしい
今だからこそ、メンバーに持ってほしいのは、オーナーシップです。
リーダーシップは聞き馴染みがあると思います。私は、与えられたテーマを周囲の人を巻き込みながら前進させる姿勢と理解しています。それに対してオーナーシップは、会社で起きていることを自分ごととして捉え、結果まで追っていく姿勢です。
これまで私は皆さんに「会社をうまく使おう」「人生の中の仕事」「会社と社員は労働契約」ということを言ってきました。私はどういうつもりで言っていたのかを振り返れば、「そこそこやってくれていれば大丈夫」という思いが強かったかもしれません。
しかしやっぱり、ZeQは僕たちがいないと成り立たない会社だし、僕たちがつくっているんです。これは、皆さんも確信をもてるはずです。だから、時代っぽくないんですが、前のめりに関わっていきませんか。
もっといいZeQ、もっといいZeQのサービスを、一人ひとりが考える。そんなオーナーシップが交差する会社にしていけたら嬉しいです。
ZeQism(ゼクーイズム)を確立したい
そしてもう一つ、これから皆でつくっていきたいものがあります。ZeQism(ゼクーイズム)です。ZeQのこだわりや、ZeQらしさを表す言葉として「ZeQism」としてみました。
相手への敬意がある。個性を尊重する。とことん向き合う。関係性にこだわる。一人占めしない。
今のZeQには、すでにこうした資質を持つメンバーがいます。だからこそ、これをメンバーの特徴で終わらせず、ZeQらしさ・こだわりとして形にしていきたいと思っています。
自信と誇りを持って、サービスを提供したい
最後に、お客様へ提供する商品・サービスについてです。私は、自信と誇りを持ってサービスを提供したいと思っています。ZeQとお客様をつないでいるものは契約です。でも、実際にはそこにお互いの期待があります。
だから、思っていたのと違う。ということは残念ながら発生してしまいます。ただそんなときに、「契約には書いてありません」で終わらせたくありません。当然、我々もお客様も、揉める為に仕事をしているわけではないのです。
どんなお客様も課題は抱えていますが、必ずしも解決策を持っているとは限りません。私たちはソリューションパートナーです。お客様をよく理解し、お客様が欲しい解決策ではなく、必要な解決策を示していく存在です。
私たちには、これまで積み上げてきた経験と実践知があります。それらを余すことなく使って知恵をしぼり、ZeQが自信を持って提供できる商品・サービスを生み出し、お客様へ確かな価値を届けていきましょう。
「お前はどうしたいのか」私自身も、これから何度でも自分に問い続けます。もっといいZeQと、もっといいZeQのサービスを一緒につくっていきましょう。
株式会社ZeQ
代表取締役社長 阿部 哲大

