まずはルーツをひも解いてみた
ずっと社長になりたかったそうですが、なぜですか
大学生のときから「社長になりたい」と思っていましたが、当時は具体的な理由がありませんでした。明確になったのは、新卒で入社した会社の社長から「30歳までに一国一城の主になれ」と言われたときです。
彼は私の人生の師匠で、時代の先をいくカリスマ性のある方です。誰もが世の中に浸透しないと思っていることを「次の時代はこれだ」と突き進み、成功させる力があります。また思い切りがよく、誰かに何かを任せることが上手で、新卒だった私にも裁量を持たせてくれました。
さらに考えさせることにこだわる方だったので「なぜ30歳までなのか」は教えてくれませんでしたが、期日を設けたことにより、社長への道を目指しやすくなりました。
なぜ起業ではなく、ZeQの社長になったのですか
もちろん起業も考えましたが、折がよく社長になる機会があったからです。2013年よりオンライン接客・チャットサポートの普及に携わってきたので、その領域で勝負したいと考えていました。その想いを役員へ伝えたら、取締役社長就任の打診をいただきました。
またZeQには、すでに協力してくれる仲間がいたので、0から始めるよりも、やりたいことの実現が早まると思い、挑戦することに決めました。 さらに考えさせることにこだわる方だったので「なぜ30歳までなのか」は教えてくれませんでしたが、期日を設けたことにより、社長への道を目指しやすくなりました。
座右の銘など、指針にしていることを教えてください
・信は力なり
不良ばかりの伏見工業ラグビー部を全国優勝に導いた山口良治監督の言葉です。高校生のときから社会人になるまでラグビーをしていたこともあり、愛着があります。
・自分に飽きるな
ZeQの社長になったときに、人生の師匠からいただいた言葉です。やはり意味については教えていただけませんでしたが、「自分の限界を決めるな」「自分はこういう人間だと決めつけずに模索し続けろ」ということだと解釈しています。
4児のパパですが、子育てと仕事の両立はどうやってしていますか
正直なところ両立はできていないです。子供たちは、朝から晩までけんかをしていますし、妻の協力があってこそ仕事が成り立っています。ただし時間の使い方については、よく考えるようになったので効率化が進んでいます。