Zendeskを利用する上で、効率的かつ安全にテストやトレーニングを行うには「サンドボックス」が非常に便利です。本記事では、初心者向けにサンドボックスの基本や活用方法についてわかりやすく解説します。
サンドボックスとは?
サンドボックスは、Zendeskの本番環境に影響を与えずに、テストや検証が行える仮想環境です。主に以下のような場面で活用されます。
- ワークフローやトリガー、自動化の変更テスト
- 新人オペレーターのトレーニング
- 新しいアプリやAPI連携の検証
- 大規模な設定変更の動作確認
本番環境で直接変更を行うリスクを回避できるので、運用の安定性が向上します。
サンドボックスが利用できるプラン
サンドボックスは以下のプランで利用可能です。
- Zendesk Suite Enterpriseプラン以上
- 旧プラン:Zendesk Support Enterprise
(旧プランの場合、サンドボックスの機能が一部制限されます。)
さらに、高度な機能を利用するには「Premiumサンドボックス」の追加購入が必要です。
サンドボックスの機能と特長
サンドボックスでは、本番環境の以下の設定やデータを複製できます。
- 設定項目:ブランド、トリガー、自動化、ビュー、マクロなど
- データ:未解決チケット(最大10,000件)やエンドユーザー情報
主な特長
- 環境は本番環境に近いため、リアルな動作確認が可能。
- 様々な用途(テスト・トレーニング・開発)で活用可能。
- データのコピー回数や保持期間に制限がある(例:コピー回数は最大15回/月)。
- サンドボックスを作成する
注意点と制限
サンドボックスにはいくつかの制限や注意点があります。
- 反映されない事項
- Zendesk Support以外の機能:Guideやヘルプセンターのコンテンツは対象外。
- ブランド名やメールアドレス:一部情報が正確に反映されない場合がある。
- ターゲットやAPIトークン:再設定や再作成が必要。
- データ保持期間
- Metadata:30日
- Partial/Production:90日
長期間の利用には別途新しい環境の契約が推奨されます。
サンドボックスの設定方法
- Zendeskの管理画面で「管理センター」を開く。
- 「アカウント」→「サンドボックス」→「サンドボックスの作成」を選択。
- 名前を入力し、必要事項を設定して作成をクリック。
設定後、サンドボックス専用のサブドメインでアクセス可能になります。本番環境と同じメールアドレスとパスワードでログインしてください。
なお 詳しい設定方法を こちらの記事で画像付きで詳しく説明しています。ぜひ ご覧ください。
サンドボックスの活用例
- 新機能のテスト:トリガーや自動化の動作確認。
- トレーニング環境:新人エージェントのスキル向上に活用。
- インテグレーションの検証:APIや新しいアプリ連携の試行。
まとめ
Zendeskのサンドボックスは、安全にテストや学習を行える便利な環境です。本番環境の安定運用を維持しながら、効率よく業務改善やトレーニングが行えます。初心者の方もまずは基本設定から始めてみてください!
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