2023/06/02、Zendeskは自社のニュースリリース(英文)で新機能について発表しました。
Zendeskの認定プレミアパートナーであるZeQが国内のユーザーにも分かりやすく理解できるように抄訳をした上で、補足情報を加えてお伝えします。

概要

2023/05/19、Zendesk Support チケット編集画面のUIがアップデートされました。これまで入力画面のサイズは変更できませんでしたが、テキスト入力枠をドラックすることでテキスト入力画面のサイズ変更が可能になり、変更したサイズは他のチケット編集画面でも変更内容が継続して保持されるようになりました。

以下、リリース文より引用:翻訳

新しい Composer のサイズ変更機能がエージェント ワークスペースで利用できるようになりました。 

何が変わっているのでしょうか?

このリリースでは、チケット内のコンポーザーのサイズを変更すると、次に開くチケットのために新しいサイズが保存されます。コンポーザーのサイズを再度変更するまで、同じサイズが維持されます。また、コンポーザーのサイズを変更するための新しい分割ボタンも表示され、サイズ変更に使用するデザイン パターンが標準化されます。スプリッター ボタンはキーボードからアクセスできるようになっており、以前のデザインに関するその他のいくつかの問題が修正されています。

Zendesk がこの変更を行うのはなぜですか?

以前は、コンポーザーのサイズを変更すると、別のチケットを開いたときに新しいサイズが維持されませんでした。皆様からのフィードバックを反映し、チケットを開くたびにコンポーザーのサイズを変更する必要がなくなりました。

何をする必要がありますか?

Composer のサイズ変更永続性は、エージェント ワークスペースが有効になっているすべてのアカウントに対してデフォルトでアクティブ化されます。 

あなたからの御一報をお待ちしています。この新しい機能をどのように使用しているか、その感想、そしてこのエクスペリエンスをどのように改善できるかをお聞かせください。

利用方法

チケット編集画面にて赤枠の部分をドラックするとサイズ変更ができます。

また、中央の^マークをクリックするとテキスト入力枠を即座に最大化、最小化することができます。

update-Composer-resize persistence

おわりに

これまではチケットのテキスト入力画面のサイズ変更が次のチケットを開く際に保持されなかったため、ユーザーからのフィードバックを受けて改善されたようです。これにより、チケットを開くたびにサイズを再設定する手間が省けるようになりました。

本機能はエージェントワークスペースを利用している全てのZendesk環境で利用可能です。ぜひチケット編集時に利用してみてください!