2023/05/26、Zendeskは自社のニュースリリース(英文)で新機能について発表しました。
Zendeskの認定プレミアパートナーであるZeQが国内のユーザーにも分かりやすく理解できるように抄訳をした上で、補足情報を加えてお伝えします。

概要

メッセージングの会話ボットに新しくテスト機能「botをテスト」が追加されました。

以下、リリース文より引用:翻訳
 


何が変わっているのでしょうか?

ボットビルダーツールにテスト機能を導入しました。これにより、管理者は事前に変更を公開することなく、草案の回答フロー構成をテストできます。

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テストボットを使うと、管理者は以下のことができるようになります。

・ボットへの変更を公開する前に、未公開の変更をテストすることができます。
・情報収集、APIコール、エージェント転送など、すべてのステップを含む回答フローをテストすることができます。
・管理者は、トレーニングフレーズや事前にトレーニングされたインテント構成に基づいて、質問と回答のマッチングパフォーマンスをテストすることができます。
注: 回答プレビューは、回答を簡単にプレビューするために引き続き利用できます。

本機能のリリースで会話ボットの開発者や管理者にとって非常に便利になりました。これにより、変更を公開する前に回答フローをテストすることができます。

以前は、変更を実際に公開してから問題が発生した場合に修正する必要がありましたが、新しいテスト機能により、未公開の変更を安全にテストできるようになりました。

新機能の利用方法

管理センター>チャネル>ボット>会話ボットを選択して管理画面に移動します。

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管理画面でテストを行いたいボットを選択し、右上のbotテストをクリックするとテストを開始することができます。

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おわりに

この新機能により、ボットの品質向上やエラーの早期発見、開発プロセスの効率化が期待できます。開発者は安心して変更をテストし、より優れたユーザーエクスペリエンスを提供することができるでしょう。